雨木 将太 就活、業界選びインタビュー
最近、ランニングも飛沫感染の可能性があることをニュースで見ました。
皆さん外出は十二分に気をつけて・・
今回は、僕の記事初の社会人に取材しました!しょうた君は社会人一年目の会社員で日本有数の超大手建設会社で働いています。
コロナのせいで入社早々、在宅ワークになり大変忙しい中、快く取材を受けてくれました!
今回の記事は21卒、22卒大学生には、絶対に!見てもらいたい内容です!!就活エントリー10社しかしていない雨木流「業界選び術」を聞きました!進路に悩んでる人はとりあえず読んでみてください。ヒントになる発見が必ずあるはずです。
ちなみにしょうた君の優しさは異常なうえ、
イケメンです。。
神様は不公平だ。
年齢 22歳 1997年生まれ
経歴 駒澤大学 経済学部卒
趣味 筋トレ、靴磨き、動画編集
好きな食べ物 アイスクリーム、肉
雨木将太流 業界選び
Q:しょうた君が今働いてる会社の業界は何ですか?
A:プラントエンジニアリング業界(建設関係)で働いてる。
Q:プラントエンジニアリング業ってどんなお仕事をする会社ですか?
A:簡単に説明すると海外に工場を作る会社で、
例えば、石油を軽油とかガソリンに変換するためのプラントって呼ばれる工場を作る会社だね。
Q:なぜ、プラントエンジニアリング業界を志望したんですか?
A:単刀直入にいうと、競争率が低いから。建設業ってどうしても理系のイメージがあるから、文系には人気なくてニッチな業界になるし、そしたら俺もでかい会社に入れると思った。あと、昔からみんなと同じことするのが嫌いで、少数派でいたいって意識もあったから、あえてみんなが狙わないところを志望した。
Q:就活では合計何社ぐらい
ES(エントリーシート)提出したんですか?
A:10社しか出してない笑
その内、9社は通ったけど、
行きたいと思った3社だけ面接に行った。
Q:めちゃくちゃ少ないですね。
普通、就活っていうとESたくさん出して、面接は行けるだけ行って、内定も取れるだけ取るみたいな印象あるんですけど、なぜ10社に絞ったんですか?
A:確かに内定数を自慢する就活生って多くいるけど、おれの考えでは結局自分が行ける会社は一つなんだから、本当に行きたいと思った会社に全力で挑みたかった。いろんな会社受けるのもありだけど、その分、時間もコストもかかるから、あまりオススメはしないかな。
Q:ES提出10社に絞れるほど業界を絞ったと思うんですけど、どのようにして業界選びをしたんですか?
A:俺は建設業界を選んだんだけど、まずはみんなが行くような会社に行きたくなかった。やっぱり建設業界の文系の業務内容は理系に比べて少ないけど、さっき言った通り、少数派でいることに価値を感じるから、業界選びでもこの考えを尊重した。二つ目に大学3年までに、「自分の行きたくない会社、業界」を見つけることができた。最後に、自分なりに建設業界に将来性を感じたから。かな笑
Q:しょうた君が業務内容にこだわらなかった理由とかありますか?
A:やっぱり俺もやりたいことなんてよくわからないかったのよ。まあ、逆に大学生の内にやりたいこととか将来の夢とか見つけるほうが無理なわけよ笑
特にやりたいことがなかったからこそ、業務内容じゃなくて働きたいと思える業界で決めたって感じかな。
Q:個人的に気になったんですが、一般的にみんな行きたい業界から逆算すると思うのですが、しょうた君の「嫌な業界を消していくやり方」は斬新だなって思いました。
A:実は俺も、人材とかITとか「行きたい業界」ってのはあったんだけど、大学1,2年の時に実際にインターンで経験してみて、違うなって思った。
当時、やりたいって思っていた分野がいつの間にか「やりたくない」って思うようになっていて、それが増えていく内に「行きたくない業界」っていうのが見えてきた気がする。
だから、よくみんなは行きたい業界で悩むけど、俺は消去法を使って分野を狭めて、少しでも興味あるって思える業界を探すのもアリなのかなって思う。
Q:なるほど。すごい説得力です。では、しょうた君の感じた建設業界の将来性について教えてください。
A:「ファクトフルネス」って本にも書いてあるんだけど、世界の最低貧困ラインが年々上がってきて、貧困層が少しずつ減ってくる中で、インフラ整備が絶対必要になってくる。そうなった時に建設関係、インフラ整備関係が伸びてくると思ったし、こういう業界はどの時代にも絶対必要で、世界経済の中で長く存在し続けると思ったんだよね。あと、国の政策で毎年インフラ整備の予算は決まってるから、この業界はなくならないし、雇用の確保の面をみても建設業がなくなることはまずない。国が生きていくためにも存在しないといけないものだと思った。
Q:個人的な質問です。
まだ僕は自己分析ってなにかよくわかっていないのですが、しょうた君はどのように自己分析をしたんですか?
A:とりあえず、自分の大切にしている価値観、頑張ってきたこととかを考えて、なんで頑張れたのか、自分の原動力みたいなものを探すことかな。そのあと実際にESを書きながら自分の考えを深めつつ、自分が腑に落ちるまでやるって感じかな。
Q:なるほど。
会社を調べるコツとかありますか?
A:HPは当たり前に見ると思うけど、俺は中長期事業計画をしっかり見てた。中長期事業計画って会社の目標みたいなものだから、自分がやりたいこととマッチしてるのかわかるし、何より面接の時に役立つ。人事の人も事業計画にマッチした人を取ろうとするから、自分はこの事業にこういう形で関わりたいみたいな言い方すると、まず、この人就活の後のことまでしっかり考えてるって印象を付けられるし、自分も本当にこの事業がしたいのかなって考え直すきっかけにもなる。
Q:ありがとうございます。参考にします。
入社早々、在宅ワークになってしまいましたが、どうですか?
A:なんか、時代を先どってる感じがして面白い笑
本来、リモートワークの一般的な普及って10年後とかのはずだったのが、コロナのでせいで企業側も真価を問われている感じがする。だから、むしろ入社早々に体験できてラッキーかもね笑もちろん、早く出社したいけどね。
Q:簡単に目標教えてください。
A:まず、目先の目標は、うちの会社の制度で新卒を2年目が面倒見てあげるシステムになってるから、その時「あめぎさんみたいなかっこいい先輩になりたい」って慕われるかっこいい人になりたい。
長期的な目標で言えば周りの人を幸せにできる人になりたいかな。やっぱり。最近改めて、人生の幸せって自分が良い人間関係を持ってることだなって思う。だから自分の尊敬できる人、好きな人に自分のことを好きになってもらえるような大人になりたいなって思うかな。野望的なことを言うと、うちの会社にロンドン支社があるから、そこで働きたいなって笑
Q:大学生の後輩に一言お願いします。
A:自分の得意な分野を作っておくこと。人によっては英語だったり、映像編集だったり様々だけど、何か一つ自分の強みを作っておくこと。強みを持っておくと就職した後、実際に何かプロジェクトを始めるってなった時に「自分これができます!」って自信もって言えるようになるし、絶対役に立つと思う。
Q:読者の皆さんにしょうた君からお願いがあるようです!
A:皆さんもご存じの通り、5月の中旬に国から10万が支給されるということで、このお金をどうしても貯蓄に回してしまう人が多いと思います。ここで、なんで10万円が支給されたのかを少し考えていただきたいです。お肉の券含めて、経済を少しでも良くしようと配られると思います。もちろん、家計が厳しい家庭もあると思いますし、10万すべてを使え、というわけではなくて、少しでも経済を回すために使ってほしいです。ただでさえ、停滞、後退してしまってる経済状況で、このお金を貯蓄に回してしまったら、ますます景気は悪くなる一方です。将来、好景気を生きるためにもぜひ、一度10万の使い道を考えてみてください。
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取材途中で僕がついつい個人的な相談をしてしまうほど、しょうた君の進路選択術は論理的かつ、説得力があります。
現在、コロナの影響により、21卒の大学生も就活がストップしたり、22卒は枠が狭まるなど様々難しいことはありますが、こんな時こそ、もう一度自分と話し合って、本当に自分が幸せだと感じられる働き方を考えるべきだとしょうた君と話しながら改めて感じました。
今どき、10社しかエントリーしない人は珍しいと思います。
そんな貴重な記事、お話をして頂いたしょうた君には感謝しかありません。
イケメンだし。優しいし。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
インタビュアー、ライター 姜